まいたけ見聞録

脳菌なので世の中のことはよくわかりません

人工知能は直観を身に付けつつある?

 

NHKの記事によると、人工知能を搭載したソフトが、ポーカーで17か国のトッププロと計4万5000回対戦し、圧倒的な強さを見せたそうです。

これまでにも将棋やオセロなどのボードゲームでも目まぐるしい活躍を見せてきた人工知能ですが、手札が隠された状態で戦う、駆け引きなどの要素を含むポーカーでもその強さを見せつけることに成功したということになります。

www3.nhk.or.jp

プロと対戦したのは「ディープスタック」というソフトで、ポーカーの中では割とポピュラーに行われるテキサスホールデムというルールで対戦が行われました。

テキサスホールデムでは、各自が2枚の相手に対して伏せられたカードを持ち、テーブル上に並べられた5枚の共通カードと組み合わせて役を作ります。

対戦相手によっては負け越す場面もあったようですが、全体を通してみると圧勝と呼べるポイントを獲得したようです。

 

人工知能の開発にかかわったのはカナダのアルバータ大学の研究グループで、1000万回以上のゲーム情報をもとにディープラーニングを行い、戦略を磨いてきました。人工知能が不確実な情報をもとにしても複雑な判断を行えることが示されたということになります。今後は人工知能がさらに複雑な判断を必要とされる場面でも活用されるようになるかもしれませんね。